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セカンドオピニオンは本当に必要なのか
医療の現場でもそうですが、病気の検査結果や治療方法に関して、疑問や不満がある場合、かかりつけの主治医に全てを任せず、別の医師の意見を聞く事もよくあります。
会社や事業主にとっての『お金や利益』も人の命と同様に非常に大切なものです。
この『大切なもの』を守る為に、複数の専門家の意見を聞く『セカンドオピニオン』は必要であると考えております。
セカンドオピニオンのメリット
税理士にセカンドオピニオンを依頼する事で得られるメリットは以下のようなものがあります。
①別のアドバイスを受けられる場合がある
お客様からのご相談に対する税理士の判断は税法等の法律の規定により行われるものですが、過去の
経験や判例からも判断します。
また税法は随時改正され複雑化する事から解釈によって結果・判断が変わる事もあります。
その為、相談内容が顧問税理士にとって稀な事例の場合にはセカンドオピニオンを受ける事でより高度なアドバイスを受けられる場合があります。
②2重チェック機能
税理士も人間です。判断・処理にはミスは起こりえます。
複数人いる税理士事務所でのチェックスキームでも拾いきれない事もあります。
そんな時、チェックスキームは税理士事務所固有のものの為、別の角度からのチェックによりミス発生を抑制する事ができます。
③税務調査
税務調査の対応は顧問税理士が行う事がベストですが、必ずしも顧問税理士が税務調査官との交渉に優れているとは限りません。顧問税理士とセカンドオピニオンを併用する事でより交渉が有利に働く事があります。
セカンドオピニオンでよくあるご質問
セカンドオピニオンに関して以下の様なご質問を頂きます。
Q1:顧問税理士へ、別の税理士へセカンドオピニオンを依頼する事を伝える必要はありますか?
A1:御座いません。
顧問税理士へ提供した資料を当事務所にもご提供頂ければ、お客様と当事務所で直接やり取りを致
します。
Q2:顧問税理士から断られた『脱税』や『粉飾』のアドバイスもいただけますか?
A2:申し訳ありませんが、その様なご希望には添えかねます。