Question:確定申告が必要な人や、しなかった場合はどうなりますか?

Answer

そろそろ確定申告の時期になりました。
年末あたりからお問い合わせが多いので記載させて頂きます。

まずは、確定申告が必要な人は以下となります

『確定申告が必要な人』

 ①フリーランスや自営業などの個人事業主
  合計所得が48万円(基礎控除額)以上の方は確定申告が必要となります。

 ②不動産収入や株取引での所得がある人
  アパート・土地等の不動産所得がある人や、株取引やFXなどの譲渡益が48万円以上
  ある人は原則、確定申告が必要です。
  ただし、自動的に源泉徴収が行われる特定口座を利用している場合や、NISA・など
  の非課税投資枠内での投資である場合は不要です。

 ③一時所得がある人
  競馬の払戻金や法人からもらった金品、懸賞で当たった賞金品などは「一時所得」
  となり、この金額が、「収入を得るために支出した金額+特別控除額(最高50万
  円)」よりも大きく所得税が発生する場合は、確定申告が必要となります。

 ④退職所得があり、退職所得の受給に関する申告書を提出していない人
  退職所得があり、退職した組織に「退職所得の受給に関する申告書」を提出してい
  ない場合は、退職所得についても確定申告を行い精算することになります。
  また、年度の途中で退職して年末調整を行っていない場合や、給与以外の所得が
  20万円を超える場合も、確定申告を行う必要があります。

 ⑤所得税の猶予を受けている人
  地震などの災害に遭い、災害減免法で所得税の軽減または免除を受けている方

『確定申告をしなかった場合の罰則等』
 ①納める税金に最大、税率20%の無申告加算税がかかる

 ②納める税金に最大、税率14.6%の延滞税がかかる

 ③青色申告特別控除の枠が、最大65万円から最大10万円に減額される

 ④2年連続で提出が遅れると青色申告の承認が取り消される

上記以外に、確定申告義務は生じていないが、確定申告をした方が得する場合
もありますので、お問い合わせを頂ければと存じます。

 

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